和歌山県加太に「ラピュタ」の島があることをご存知ですか?
そうですスタジオジブリの作品「天空の城 ラピュタ」
そのラピュタの風景と凄く似ていると人気の観光スポットです。
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友ヶ島はこんなところ
友ヶ島は和歌山市加太の沖合に浮かぶ島々で
地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の4島の総称で島全体が瀬戸内海国立公園に指定されています。
友ヶ島へは船でGO!
友ヶ島に向かうにはまず加太港に向かいます。
南海本線の和歌山駅から加太線に乗り換え、終点の加太駅へ
そこから徒歩で約15分で到着します。
車で向かう場合は友ケ島汽船を目的地に!
港に50台駐車可能な有料の駐車場が併設されています。
駐車料金は一日¥500です。(シーズンで変更あり)
加太港から友ヶ島へは船を利用します。
加太から友ヶ島へは20分程度で到着!
運賃は加太~友ヶ島の往復で大人2000円 小人1000円になっていて
イベント「友ヶ島灯台の無料解放日」には運賃が安くなります。
この日乗った船は「ラピュタ」って名前でした!
運航時間は加太発は午前9時から2時間置きに最終は16時発です。
友ヶ発は9時30分から2時間置きに最終は16時30分発です。
運行時間と運航の本数は時期によって変化します。
事前に調べる事をお勧めします。
この日は2番船にて島に向かいました。
乗船定員は100人程度でしょうか?
室内と船後方の室外に席が用意されていて、どちらでも自由に座ることが出来ます。
この日は曇っていて少し肌寒かったのですが、船外の席を利用しました。
紀淡海峡の流れは速く、途中少し波の高いとこがありましたが難なく友ヶ島へ到着です!
これが友ヶ島マップ
桟橋を渡って上陸するとこんなマップが設置されています。
この日はまず「友ヶ島灯台」を目指しました。
ハンドマップは加太の船着き場で配っていますよ!
スマホならQRコードを読みとって島の情報を得る事も出来ます!
とここまでは、平和な島めぐりでしたが、歩き出して間もなく間違いに気付きます・・・
友ヶ島に行く時に注意したいこと
私はてっきり観光地化している島と思い込んでいたのですが、それは全くの間違いでした。
初めは写真の様な、少しコンクリートが敷かれた歩きやすい道だったのですが
先でこのような道に変わります。
途中、拳より大きな石がごろごろしてる場所もあって非常に歩きずらい思いをしました。
階段も手すりの無い、ただ石を積み上げただけの階段です。
急こう配の坂などもあり滑りやすい所が何か所もありました。
島に行くにあたって今回は全くノーリサーチ!
その上食べ物や飲み物も全く用意せずに乗り込んだ訳です。
結果、船着き場付近に自動販売機が有りましたが、喉も乾いていない行きは完全にスルー
そのほかの場所には一切ありませんでした!
勿論、売店もありません。(無い事は知っていました)
島散策中を何も飲まず行動する事になりました。
夏場ならアウトですよね・・・反省です。
ここでチェック☑
☑島に行く時は動きやすい服装そして歩きやすい靴で!
☑食べ物と飲料は必ず持参!
☑虫よけスプレー等も必要!
まさにリアルラピュタだ!
灯台に向かう途中赤レンガの建物跡を発見!
第二砲台跡です。
長い間風や波に曝されてこのように崩壊している所もありました。
第二砲台跡は、現在立ち入り禁止になっていて遠目からしか見る事が出来ません。
しかし雰囲気は凄くあります!
原型を留めていない分、長年放置されたラピュタを見ているような感じでした。
友ヶ島灯台
第二砲台跡から友ヶ島灯台への道はほとんどが上り坂です。
登り切った先に友ヶ島灯台が現れます。
灯台の中はこんな感じです。
灯台からの眺めは最高でした!
そして灯台の直ぐ近くにもこんな光景が。。。
これは監視小屋でしょうか?
細い通路が掘られていてその先にこんな小屋のようなものが建っていました。
第二次大戦時、本土を守る要塞の島として重要な場所だったこの島。
実際この島から攻撃した事は無かったと聞きいて
正直良かったと思いました。
旧海軍聴音所跡地
灯台を後にして第三砲台跡に向かう途中、旧海軍聴音所跡地へ向かうことにしました。
こんなコンクリートと大きな石を組み合わせた建物です。
建物の中は真っ暗で少し不気味でしたが折角なので入る事に。
入ると外からの光が射していて意外と明るかったです。
戦時中この場所では、大阪湾に侵入する敵潜水艦のスクリュー音を24時間体制で監視し、
もし通過する敵があれば有線式の機雷で攻撃する役目をしていました。
ここも戦争の後が色濃く残っています。
そして最終目的地第三砲台跡へ
旧海軍聴音所跡地から最終目的地第三砲台跡へ向かいます。
ここが今回一番きつい上り坂でした、約1キロ登りだけが続きます。
そして到着して見たのが、ラピュタの景色そのものでした。
画像でお見せできるのが建物の表側だけなので非常に残念です。
ここは今でも建物の内部に入る事が許されています。
日の当たらない内部は寒いぐらいの室温で、
旧日本海軍の弾薬倉庫等が、そのままの姿で残されています。
建物内部は真っ暗で通路は細く、庫内は凄く広かった。
内部が入り組んでいたのも印象に残っています。
まとめ
第三砲台跡を最後に船着き場に向かいましたが、上陸から4時間近く経っていました。
時間的には凄くゆっくり見て回ったのですが、これで島の3分の1ぐらいです。
島全体を見て回るならやはり丸一日掛りそうですね!
初めての人は、見る場所を決めて回る方が良いです。
最後に行った第三砲台跡だけなら、一時間も掛らず到着できます!
友ヶ島は遺跡観光の他に、釣りやキャンプを楽しむ事も出来ます。
これから夏にかけて色々楽しめるのも、この島の特徴です。
私も今度は万全の態勢で島一周目指したいと思います!
あなたも一度「リアルラピュタ」を感じてみてはいかがでしょうか?
友ヶ島(第三砲台跡)に行った人の感想
ラピュタの島!と有名になった場所ですね。 友ヶ島に来てここを見ないで帰るって意味がわからないと言うくらいここがメインの場所です。 内部は迷路になってたり階段があったりします。階段は真ん中がすり減っていますので真っ暗なまま進んでいると踏み外したり引っかかったりして大変危険です。懐中電灯(なければスマホのライト)をずーっと光らせつつ慎重に進んでください。
軍事施設だった場所です あれこれと浮わついた気持ちで書くのも、不謹慎ですが 実際に訪れてみて感じた事を書いてみます。 歴史の重みを感じさせてくれます。 建設当時の時代背景等も、所々に設けられた、説明文を載せた案内板を読んで学べます。 大変、勉強になります。 友ヶ島に据えられた砲台群は実際の戦闘には使われてなかったのが、せめてもの救いの様な想いを抱いています。 是非とも近い内に再訪問したい場所になりました。 この第三砲台跡を御覧になるのでしたら、是非とも懐中電灯を携行される事をお勧めします
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